犬や猫などの動物を虐待したとして、全国の警察が摘発した事件の数が去年1年間で181件に上り、過去最多となったことが警察庁のまとめで分かりました。

警察庁によりますと、動物を殺したり遺棄したりするなどの虐待事件の摘発件数は、去年1年間に全国で181件でした。前の年より15件増えて、統計の残る2010年以降で最多となりました。

このうち、犬と猫への虐待事件が合わせて162件で、およそ9割を占めています。ニワトリやハムスター、ウサギや牛、そしてカメへの虐待事件もあったということです。

飼い主ではなく、第3者による通報で発覚するケースが6割を超えています。

警察庁は、「ペットブームなどを背景に、虐待事件の摘発件数も増加傾向にある」「指導などで改善がみられない場合は取り締まる」としています。

また、勤務していた会社から転職したり独立したりした際に、営業などに関する秘密を不正に持ち出したとして全国の警察が摘発した件数は、去年1年間で26件でした。

前の年よりも3件減りましたが、依然として高い水準となっています。警察への相談件数は前の年より19件増えた78件で、こちらは過去最多です。