実は桜の種類によって違う 花と葉

「前提として、桜にも花が先のもの、花と葉が同時のものなど、様々な種類があります。」佐久間さんよりますと、桜=花が先、というのはイメージに過ぎず、実際には葉が先のものもあれば、同時に開くものもあるそうです。
山に生えていることが多いヤマザクラやオオシマザクラは、冬芽の中に『花芽と葉芽がセットで』入っており、花と葉が同時に開きます。
一方、しだれ桜に仕立てられることの多いエドヒガンは、同じように芽はついていても、『葉芽は開くのを抑えて、花だけを先に咲かせる種』だそうです。
さらに、山に咲くウワミズザクラやイヌザクラは、葉が開いた後に花が房になって伸びていきます。
花が先に咲く要因として考えられるのは、「目立つため」だと佐久間さんは言います。桜は虫に花粉を運んでもらって受粉する「虫媒花」に分類されます。そのため、受粉するために多くの虫を引き寄せる必要があり、その手段として邪魔な葉を後回しにし、花だけを先に咲かせることで目立つ形をとったのだと考えられます。














