子どもを産み育てたいと思った人達が選択できる社会へ
長村さんは子どもを産み育てたいと願うLGBTQの方々の想いや現状、そしてこれからの願いをこのように話しました。
「一般社団法人こどまっぷ」代表理事の長村さと子さん
「法的に認められてないというところでも心理的な負担もあって、周りにカミングアウトするとか、親にまず、そもそも私達は子供を育てたいということを話すとか、周りの人に理解してもらうっていうことも、二重のカミングアウトがあるというような、そんな状況ですね。 時代は変わっていくと信じてますし、やっぱり追いついてないのは、法律・政治の部分だなって感じてます。私は何よりも生まれてきた子どもたちが後ろめたさを持たないで、子どもを産み育てたいと思った人達が後ろめたさを持たないで、選択できる社会になってほしいと思ってます」
子どもを持つも持たないも、どのような立場であっても自由に選択できる社会の実現を心から願う時間でした。
(TBSラジオ「人権TODAY」担当・久保絵理紗 (TBSラジオキャスター))