空き教室に“仮設住宅” 被災者でもある教員を支援
不安を抱えながらの新生活。
それは、生徒を支える側の教員も同じです。
珠洲市にある中学校。

訪ねてみると、教室の中にリビングが。

奥の扉を開けてみるとカーペットが敷かれ、ベッドが置かれています。
これは、学校の教室につくられた“仮設住宅”。
自宅が被災し、住む場所のない教員たちに少しでも安心して生活してもらおうと、3つの学校の空き教室に住居スペースをつくり、20人あまりの教員が生活できるようにしました。
入居する1人、南豪史先生は2か月あまりにわたり職員室で寝泊まりしながら勤務を続けてきました。

珠洲市立大谷小中学校 南豪史教諭
「仕切りがあると思っていなかったので、個別のスペースがあるということが驚きですし嬉しい。いい部屋を与えてもらったので、本当にそこはよかったなと思います」
教職員は、自らも被災者でありながら“支援側”に回らなければならず、厳しい立場に置かれやすいといいます。
南先生はホッとする一方で、複雑な気持ちも。

南教諭
「学校は子供たちが使う場所でもあるので、そこは心苦しいなとは思います。とにかく子供たちのために頑張って働きたいというのがありますし、その分ちょっとでも多く地元に貢献できればいいかなと思っています」
不安や苦悩も抱えながら、手探りの新生活が始まります。














