『有沢製作所』の担当者によると、ネーミングライツを取得した理由は「住民の方に…というよりも、駅を利用する高校生に名前を覚えてほしい」とのこと。
スーパーやコンビニで商品を販売している会社ではないため、なかなか会社名を覚えてもらえないという思いがあったということです。

そこで、南高田駅のネーミングライツで、駅を利用する高校生に少しでも会社名に触れてもらえればと考えたそうです。

少子化が進み、若い人が少なくなってきている中で「大学に進学して地元を離れたとしても就職の際、地元の企業に『有沢製作所があったな』と、選択肢のひとつになれば」と有沢製作所の担当者は話しています。
ネーミングライツを取得してから、1カ月弱ですが、早くも地元の住民や鉄道ファンからは問い合わせが相次いでいるそうです。

なお「えちごトキめき鉄道」によりますと、知名度の向上や公共交通機関への経済的支援を通じた地域貢献にもつながることから、関心のある企業は問い合わせをしてほしいとしています。