任期満了に伴う佐渡市長選挙が7日、告示され無投票で現職の渡辺竜五さんの再選が決まりました。市長選が無投票となるのは佐渡市発足後、初めてです。

無投票で再選したのは現職の渡辺竜五さん59歳です。渡辺さんは佐渡市出身で佐渡市役所職員などを経て2020年の佐渡市長選で初当選していました。

7日、午後5時に立候補の届け出が締め切られ、立候補が渡辺さんのみだったため無投票での再選が決まりました。

市長選が無投票となるのは2004年に佐渡市が発足して以降、初めてです。

【佐渡市長に再選した渡辺竜五 氏】「選挙がないという形ですので、より一層市民の皆さんとしっかりと意見を交わしながら進めていかないといけないと」

2期目に突入する渡辺市政。7月にも世界遺産登録の可否が判断される見通しの「佐渡島の金山」など、これから佐渡にとって「大きなチャンス」があるとして、地域の活性化につなげたいと意気込みました。