岸田総理は処分なし 街の声は?

藤森キャスター:
確かにこの処分で十分なのか。▼500万円未満の議員に対しては注意のみ▼トップである岸田総理は処分なし。我々、民間企業の感覚だと「トップが責任を絶対取るでしょう」と思いますよね。

宮本記者:
ここが私達の驚きポイントの一つです。なぜ総理が自ら自分を処分しないのか。その背景を取材すると、総理は2024年1月に裏金事件を受け、自分の派閥である「宏池会」の解散を決めました。これが総理にとっての“けじめ”だったというわけなんです。

なので、岸田総理には不記載はないし、もうこれで十分だろう、ということなんです。しかし、党内からも不満が出ています。

自民党の大物議員
「日本はトップが責任を取るべき、という風土があるから、何もしなければ火を噴く

ということを警告しています。もう一つ付け加えますと、4日の党紀委員会が終わった後、茂木幹事長が記者会見をしました。企業の不祥事で考えたら、トップが出てきて会見をします。しかし、今回この記者会見で誰がやるか、直前まで揉めました。「総理がやるか、幹事長がやるか」をいわば押し付けあいました。結局、総理はやらなかった。トップが火中の栗を拾わない。これでいいのか、というところですよね。

藤森キャスター:
TBSスペシャルコメンテーター星浩さんは「永田町と国民の認識、ここまでずれていることはなかった。国民は『何も解決していない』とあきれている」とコメントしています。街の皆さんの声も聞いています。

50代会社員
「総理が全く責任を取らない、ということに関しては非常に違和感を感じます。(処分が)少し軽いような感じがします」
50代会社員
「会社で普通考えると、解雇なんじゃないですか」
60代会社員
「『こういう人たちに国をゆだねているのか』というのは残念で仕方がないですね」
60代主婦
何かを期待することは全くないです。もう、『しょうがないな、この人たちの感じはずっとだろうな』っていう諦めしかない

宮本記者:
街の方は「諦めしかない」、「そもそも関心がないから、今どうなってるんだっけ」、「知らない」という方も正直多かったと思います。

そもそも裏金の問題で国民が怒ってるのは、▼お金を何に使ったのか、詳しくわからない、説明が聞けてない。もう一つは、▼なぜこれが始まったのか、どういう経緯で最初始まったのか、というところがよくわからないままなんです。だから収まらない。