Aさんが電話すると理事長X氏「500円しか窓口負担は変わらないので」

不審に思ったAさんが歯科医院に電話をかけて理事長のX氏に尋ねると。
(Aさん)「(X氏は)受けていないのを受けたことにしています、というので。例えば、虫歯は子どもはないんですけど虫歯の治療をしたことにして詰め物を入れたとカルテではなっているらしくて。ただ『自分がやった』ということは言わずに、誰でもカルテが触れる状態で、おそらく退職した先生がやったんじゃないか、と言われて」
そして理事長のX氏はこう続けたという。
(Aさんの妻)「500円しか窓口負担は変わらないので、と」
X氏が悪用していたとみられるのが、多くの自治体で採用されている『子ども医療費助成制度』だ。
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歯科医院がある吹田市の場合、親の所得などに関わらず、子どもは18歳の3月末まで、医療費の窓口負担額が500円と定められている(※一部例外を除く)。
X氏は、子どもの窓口負担額が一定であることに付け込み、施してもいない架空の治療を上乗せして、診療報酬を不正請求していた可能性がある。














