コロナ禍が明けて国内の航空需要は回復傾向にありますが、中部空港では国際線の回復が苦戦しています。

(利用者)
「仕事で上海に行くので利用する。コロナ禍から(以前の状態に)戻ってきた感じがして良い」
「前は結構JALに乗っていたので懐かしい」

中部空港では、新型コロナの影響で運休していた日本航空の中部~上海線の定期便が、3月31日に約4年ぶりに再開。

この日の上海便の搭乗率は約4割でしたが、一方で上海からの便はほぼ満席でした。

コロナ禍からの回復が期待される路線ですが…

(中部経済連合会 水野明久会長)
「コロナ禍からのセントレア(中部空港)の回復が、いまひとつ伸び悩んでいる。率直に言えば他の空港より見劣りする」

3月29日、中部空港、中部運輸局、中部経済連合会など地元経済団体が共同で会見を開き、中部空港の厳しい現状を訴えました。

(中部運輸局 金子正志局長)
「セントレアの国際線復活の遅れが指摘されている。放置すると残念な状態が固定化する危険がある」

国際線の運行便数は、中部空港は2020年1月は週486便でしたが、2024年4月は275便…まだ約57パーセントにとどまっています。

利用者数で見た2019年からの回復率は、他の空港と比べて鈍く約66パーセント。福岡空港が約107パーセントなのに対し、てかなり見劣りします。