Q.初登板、初勝利で鈴木や他の同僚からどんな言葉をかけられた?
今永:
鈴木選手は試合中に、風の向きとか風の話とかいろいろ聞きながら。で、試合終わった後は、なんだろあのメジャーのあの何て言うのかね、ああいうの?シャワーかけるみたいな。文化?なんかこうカートに乗せられて、ビールとかいろいろかけられるのをさっきやってもらったんですけど、何でも混ぜればいいものじゃないなっていう(笑)混ぜればいいわけではないなっていうのは勉強になりましたけど(笑)

Q.同じ時期にメジャーに来た山本や松井のピッチングをどういう風に見ていた?
今永:
力になってるというか、まあ同じ日本人ですけども、でも敵のチームなので、活躍を願うというわけにはいかないですし、彼らが結果を出せば、僕も結果を出さなければいけないので。この前山本投手が5回無失点でしたけども、彼がやってるってことはドジャースが勝ってるってことなんで。僕も自分がいい投球をして、カブスを勝利に導かなければいけないっていう、そういう気持ちではありますね。

Q.スプリングトレーニングからの反省という意味で、今日一番意識したことは?
今永:
一番意識したのは、あやふやに投げないというか、根拠を持ってしっかり投げるっていうところを意識して。真っ直ぐならこのバッターの、まあデータももちろんあるんですけど、このバッターならここはこういうヒットを打つからここに投げるべきだ、っていう根拠を立てて、要はそこに投げられたか、投げられなかったかの話なので、その根拠をしっかり立てて投げるっていうのをやりたいなと思ってて。でもまあ、例えばその通りにいかない時もたくさんあるので、今日はその通りにできそうなメカニズムだったりとか、自分の指のかかりだっていうのがあったので、うまくいったので。今後もそういうコンディションづくりをまずできるように、やっていきたいなと思いますね。

Q.シーズンに向けていい滑り出し。心持ちは?
今永:
そうですね・・・もしこれを船出と例えるなら、まだ港から、まだ船からロープを外しただけというか、まだこれから150何試合あるわけなんで。まだそんな気持ちですし、これで「よし、やれるぞ」とかいう気持ちは全くないので。まだまだ自分のね、苦しいって思う時もまだあるので、なんかそういう気持ちで、今日はなんかあんまり。まあ今日はしっかり余韻に浸って、気を引き締めて過ごしたいなと思います。

Q.6回、2安打、無失点、9奪三振をどう評価する?
今永:
フォアボールがゼロってことが一番僕の中で、自分に合格点をあげたいなっていうところでは、毎回それでやってるので。スリーボールからでも出さなかった、そこは唯一、9三振よりも自分の見るポイントかなと思いますね。