最後の卒業式。

最後の卒業生2人の晴れ姿を一目見ようと、保護者だけでなく、地域の人も集まりました。

もちろん、山下さんもいます。

串小学校は明治7年・1874年に開校し、2995人の卒業生を送り出してきました。

200人を超える児童がいたこともありましたがその数は年々減少し、ついに閉校となります。

児童が少ない分、地域の人が積極的に行事などに参加していたといいます。

いつも地域の中心に串小学校がありました。

児童たちも「寂しい」と感じることはなかったといいます。


式のあとは、お世話になった地域の人へ「感謝の会」です。

2人から地域の人たち1人1人に花を贈って「ありがとう」を伝えます。

小林由奈さん
「ほかの小学校と違って人数が少ないけれど、人数が少ないことでできることもたくさんあるし、すごく楽しい学校生活だったと思います」

松尾宗俊さん
「ありがとうっていう気持ちです。とても笑顔があふれる学校でした。さみしいっていう気持ち」