感染拡大が続く鳥取県。
その要因の1つと考えられているのが「エアロゾル感染」です。
換気の際気を付けるポイントとは?


鳥取県 平井伸治知事
「一定のクセが分かってきたところがあります。それはエアロゾル感染
という」

27日の会議で、感染状況の分析をこのように話した鳥取県の平井知事。

事業所などの職場を中心に、多くのクラスターが発生していて、その要因として「エアロゾル感染」が疑われるとのこと。

記者 齊尾和之
「エアロゾルが原因とみられる感染が増加していることを受け、県庁では更に換気を強化しています」

こうした事態を受け、鳥取県庁では、定期的に行っていた全面換気に加え、常時換気を行ったり、扇風機やサーキュレーターを使って排気を強化するなどして、空気の流れを強くする対策を行いました。

空気中に微細な粒子が浮遊している状態を指す「エアロゾル」。
より効果的な換気を行うポイントとは?

鳥取県新型コロナウイルス感染症対策 総合調整課 西村英士係長
「空気の流れを阻害しないために、パーテーションを空気の流れと平行して設置していただくというのがひとつの大事なポイントになる。構造上どうしても空気の流れに対して垂直に設置しなければならないときは、目線より少し高い位置までのパーテーションを設置するなどして、上部の空気の流れをつくることを心掛けていただければと思う」

ポイントは空気の流れに合わせて対策をするということ。
より効果的な換気、いま一度見直すことが重要です。