農業用機械の販売などを行う新潟市の会社が28日、経済的に困窮する子育て世帯を支援するため、県内のフードバンクへ コメ2トンと活動資金を寄付しました。

県フードバンク連絡協議会の山下浩子 会長に目録を手渡したのは、新潟クボタの吉田丈夫 社長です。

県産の「新之助」2トンと活動資金100万円を寄付しました。

新潟クボタはウイルス禍で経済的に影響を受けたひとり親家庭を支援しようと、フードバンクへのコメの寄付などを2020年から継続的に実施。5類移行後も長引く物価高でフードバンクへの支援物資が需要に追いついていないことを受け今回の寄付を決めました。

【新潟クボタ 吉田丈夫 社長】「企業も地域あってですし、未来を担うのは子どもたちですから、彼らのために一番わが社として最適な支援がこういった形かと思うので、その思いで続けていきたいと」

【県フードバンク連絡協議会 山下浩子 会長】「(子どもが)お腹がいっぱいになって『美味しかった、ごちそうさま』と言ってもらえること、それを見た親御さんがニコニコとしてもらえることをイメージしているので、そのようになるといいなと」

寄付された県産米と活動資金は県内各地のフードバンクへ贈られるということです。