鹿児島県伊佐市のメガソーラー発電所で27日夜、建屋が炎上、爆発し、消防隊員4人がけがをしました。
当時、現場で何が起きたのか?爆発の瞬間と、緊迫した消火活動の様子をカメラが捉えていました。
爆発音とともに吹き飛ぶ建物。警察や消防によりますと、27日午後6時すぎ、伊佐市大口大田のハヤシエネルギーシステムのメガソーラー発電所から煙が上がり、蓄電設備が入っている建屋1棟・130平方メートルが全焼しました。
爆発が起きる30分前、午後6時半ごろ、カメラは白い煙を上げる建屋の様子を捉えていました。
消防は当初、電気系統がショートして感電のおそれがあるため、放水できなかったということで、消防隊員が中を確認するため、建屋の扉を開けると、充満していた煙が外に吹き出しました。
「中に空気入れるな!」
警察によりますと、この時、蓄電池から煙が上がっていたということです。そして午後6時50分ごろ、建屋から赤い炎が上がり…。
「水、水!」「ドン!」
消防隊員の男性4人が爆発に巻き込まれて、やけどなどのけがをし、うち1人は重傷です。
その後も爆発を繰り返し、火を鎮圧できたのは、発生からおよそ3時間半後でした。
火災から一夜明け、周辺の住民からは相次いだ爆発音に驚きの声が聞かれました。
(近くの住民)
「すごい煙とにおいがしてきた」
「地震かなと思って、すぐ飛び出して見にいった」
全焼した建屋は、28日午後2時半ごろ、鎮火を確認。警察は29日以降、メガソーラー発電所の設置業者とともに現場を実況見分し、火が出た原因などを調べる方針です。
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