続いては「やまがたStep!」のコーナー、
今回は、SDGsの目標の3番「すべての人に健康と福祉を」につながる取り組みを紹介します。
寒河江高校の生徒たちが、献血する人を増やそうとボードゲームを制作しました。
きっかけは、自らの体験だったようです。
「輸血した自分だからこそできることがある」

寒河江高校2年・村山茉優さん「ほとんどの人が病気になってはじめて献血は大事なことだったと気づくんだ。献血できないけど、輸血した自分だからこそできることがある。2人に1人ががんになる時代、だれにとっても献血は他人事ではないはず」
先週、寒河江高校の2年生4人が献血を広げるプロジェクトを全国大会で発表するため、子どもや大人を前に発表練習に取り組んでいました。

寒河江高校2年・村山茉優さん「だれかの人生の追体験、たくさんの人が繋がってできた人生ゲーム。リアル人生ゲームなら自分事として実感がわきやすいはず」
子どもも親しめるボードゲームを開発した4人。
「献血への理解を広めたい」という熱い思いが伝わってきました。
アドバイスをしてきた「山のむこう」大垣敬寛さん・「最後、ちょっと泣きそうになりながら聞いていました」
発表を聞いていた人「子どもたちも真剣に聞いていたので皆さんの思いが伝わっているなと」
発表を聞いていた子ども「みんなに教えるためにボードゲームや電話したりしてすごいなと思いました」


献血者を増やす活動「いのちのバトンプロジェクト」を行っているのは村山茉優さん、宮地ひなたさん、秋葉桃香さん、斎藤志綺さんです。