イスラエルの最大の支援国であるアメリカで行われた世論調査で、55%の人がパレスチナ自治区ガザでのイスラエルによる軍事作戦を「支持しない」と答えました。

この世論調査は、アメリカの「ギャラップ」社が今月1日から20日にかけ、アメリカ全土で18歳以上のおよそ1000人を対象に行ったものです。

それによりますと、ガザ地区で続くイスラエルによる軍事作戦について「支持しない」と答えた人は55%にのぼりました。「支持する」とした人は36%にとどまっています。

ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエル側を襲撃し、イスラエル軍が大規模な反撃に出た後の去年11月の調査では、軍事作戦を「支持する」と答えた人は50%で、「支持しない」とした人は45%でした。

ギャラップは、「イスラエルとハマスの戦闘が長引くにつれて、イスラエルの行動に対するアメリカの支持は低下している」と分析しています。