能登半島地震による大規模な火災で甚大な被害を受けた輪島朝市が、23日に金沢で復活しました。全国から1万人を超える客が集まり、笑顔に溢れた一日を振り返ります。

まだ夜が明ける前の午前5時半から金石港に集まる朝市の出店者たち。続々と積まれる箱の中には、朝市のメンバーで加工したたくさんの干物が入っています。

会場に響く女性たちの声「ノドグロ買ってよお姉さん」「よかったぁ!あんた風邪引かんと元気でおってや」「うん、元気でおってね」
出店する二木洋子さん「知り合いの方と一緒にお話しできることが一番楽しみ」
元日の地震で大規模な火災が発生した輪島朝市。住宅や店舗などおよそ240棟が焼け、焼失面積は4万9000㎡に上りました。関係者にとって当たり前の日常が失われ、再開のめどは立っていません。

そして、迎えた23日。