東前頭十七枚目・尊富士は、24日の大相撲春場所・千秋楽で110年ぶりの新入幕優勝を決めた。この快挙に相撲王国である青森県全体が沸き立った。

尊富士の優勝を受けて、地元・青森県五所川原市のショッピングセンターでは、地元紙が号外を配布。

新入幕で歴史的偉業を成し遂げた、24歳の尊富士の快挙の喜びを報じた。

新入幕での優勝は110年前の「両國勇治郎」以来。1場所15日制が定着した1949年5月・夏場所以降では、誰も成し遂げていない“前人未踏”の記録だ。また、幕内優勝は青森県出身力士としては27年ぶりで、史上11人目の快挙となった。