長野市の2月の消費者物価は、生鮮食品を除いた総合指数が2023年の2月に比べ、2.8パーセント上昇し、高い水準が続いています。

季節的な要因が大きい生鮮食品を除いた2月の消費者物価指数は108.1で、1970年に統計を開始してから最も高くなった1月と同じ水準になりました。

2023年の2月に比べると、2.8%上昇し、31か月連続で前の年の同じ月を上回り、物価高が続いています。

分類別に2023年の2月と比較すると、「生鮮果物」が11.4%、「菓子類」が10.9%上昇。

宿泊料などの「教養娯楽サービス」も13.4%上がりました。

県では、「春闘による賃金引き上げが物価に与える影響について注視していきたい」としています。