新潟市の古町地区で大手損害保険会社のコールセンターのオープニングセレモニーが行われました。今後5年で200人を雇用する予定で、新たな賑わいの創出にもつながりそうです。

3月1日にオープンしたのは、SOMPOホールディングス傘下でロードサービス支援を行うプライムアシスタンスです。

新潟市中央区の古町地区にあるオフィスでは22日にセレモニーが行われ、関係者がオープンを祝いました。このコールセンターは事故や、車の故障が起きた際、保険契約者からの問い合わせに電話で応対することが主な業務で、都内や秋田市、鹿児島市に続いて全国で4か所目です。

このオフィスは家具店の一部を改装したもので、コールセンターは西堀通に面したフロアに入居しています。こうした広いスペースを確保できることも古町を選んだ理由の一つで、今後5年間で200人の正社員を採用する方針です。

【プライムアシスタンス 大倉岳 社長】
「古町地区が活性化していく一つの起爆剤にならばいいなと」

にいがた2キロに生まれた新たな動きに新潟市も期待を寄せています。

【新潟市 中原八一市長】
「大きく古町の活性化に寄与すると思いますし、新潟の人材雇用につながってくれると思います」

市は、今後も企業誘致を積極的に進め地元企業との接点を増やして、新たな事業を創出したいとしています。