那覇市の小学校では22日に卒業式が行われ、このうち、城西小学校では自分たちで手作りした、芭蕉紙の卒業記念紙を受け取りました。

創立138年を迎える那覇市の城西小学校では、卒業生117人が門出の日に臨み、卒業証書とともに自分たちで手作りした芭蕉紙の記念紙を受け取りました。
今回初めて行われたこの取り組み。

去年11月、6年生の児童全員が地元・首里に伝わる芭蕉紙の紙すき技術を教わり、制作に挑戦しました。
手渡された記念紙には、万国津梁の鐘の碑文の一節が記されていて、式では仲地千佳校長が「世界をつなぐ架け橋のような人物になってほしい」とはなむけの言葉を贈りました。

卒業生たちは、これまで支えてくれたまわりの人々に感謝するとともに、新生活に向けて胸を弾ませている様子でした。
卒業生
「うれしい気持ちと悲しい気持ちがあります」
Q中学校生活の楽しみは
「いまは私服登校だったので、制服が楽しみです」
保護者
「4人姉妹の末っ子なので、やっと子育てを終えたという気持ちです」
卒業生
「6年間笑顔で勉強をしたり、頑張ってきたけれども、これからも中学校も頑張っていきたいです」
保護者
「コロナとかあって閉鎖的な生活を送ったんですけど、元気に卒業できて、色々な方々にお世話になったと感謝の気持ちでいっぱいです」
那覇市ではおよそ3100人の児童が6年間育った学び舎を巣立ちました。














