山口県防府市の小学校で給食のスープの中に金属片が混入しているのが見つかりました。

健康被害はないということです。


防府市教育委員会によりますと、21日、市内の牟礼小学校で給食として出された「春キャベツのスープ」に金属片が入っているのを食事中の児童が発見しました。

金属片は一片が15ミリ程度の正方形で、調理で使った穴あき玉じゃくしの柄の留め具部分が外れたものでした。

校内で364食提供されましたが、ほかに異物の混入はなく、健康被害はないということです。

この給食は、外部の業者が校内の調理室内で作ったもので、2023年11月にも野菜を切る機械のふたの部分の金属片が、給食に混入していたことがあったということです。

江山稔 市教育長は「給食調理における安全管理・異物混入防止対策の徹底を図り、再発防止に努めていく」とコメントしています。

市教育委員会は、市内の学校や業者に注意を呼びかけるメールや文書を出しました。