公共交通が抱える問題を解消して、住民が暮らしやすい街作りを目指す協議会が那覇市で開かれました。

この協議会は、自治体が、有識者や交通事業者とともに公共交通が抱える問題を解消し地域の活性化をめざす「沖縄県地域公共交通計画」を策定するため、県が主催しているものです。
協議会がまとめた計画には、現在、那覇・コザ間で運行されている基幹急行バスを北谷方面や糸満方面にも運行する取り組みなどが盛り込まれています。
協議会会長 東京大学大学院 中村文彦特任教授
「車(の利用)をちょっと減らす。同時にそれに見合うバスサービスも必要。意見を出し合って少しづつ直していく。スタートラインにやっと立ったと認識している」

策定された計画は来月以降公表され、来年度から5年間の県の交通政策の指針となります。