島根県雲南市の医療機関が、ファイザー社製の新型コロナウイルスのワクチンを接種するはずの12歳から17歳の2人に、誤ってモデルナ社製のワクチンを接種したことがわかりました。

雲南市によりますと、本来、12才から17才を対象にした新型コロナワクチンの3回目接種では、ファイザー社製を使用することになっていますが、誤って市内に住む対象年齢の2人にモデルナ社製のワクチンが接種されていたということです。

1人は23日に誤接種を行った市内の医療機関から3日後の26日に報告があり、もう1人は、市が接種記録を改めて確認したところ4月30日に別の医療機関で同様の誤接種があったことが分かりました。

2人とも健康状態に異常はないということです。

市は年齢と接種回数に応じたワクチンの種類の確認などを怠ったためとしていて、各医療機関に対し再度、接種マニュアルの徹底を求めています。