アトリエから生まれる“自由な創造性”
保護者は「ラック」に通い始めてからの子どもの変化に…
【保護者】
「学校に行けない時期はすごく家にいても辛そうな顔をして、しんどそうだったんですけども、ここに来るようになって、だんだん表情が柔らかくなってきたなと思います」
【子ども】
「学校を休んで、ほぼ勉強せずにずっとぐだぐだしていたので、すごくここに来て変わって、外に出る機会も増えて良かったと思う」

長澤さんは、学校に行けないのではなく『行かない』と選択した子どもの気持ちを尊重し、寄り添っていきたいと話します。
【フリースクール ラック 長澤慶太さん】
「僕は芸術の仕事をしてきたので、『絶対こうしなきゃいけない』とか、『こうじゃなきゃいけない』とか、むしろ“ルールの外側”にあるようなものだと思うし…(子どもたちが)息苦しさを抱えているのであれば、『それだけじゃないような在り方もあるよ』ということが、こういう“緩い場所”で経験してもらえたらなと」

「ラック」の対象は小学生~中学生で、各学校への連絡を通じて出席扱いの調整も行ってくれるということです。全国的にも学校以外の居場所を求めている子どもたちは増えているということです。
アトリエから自由な創造性を育む―
「ラック」は子どもたちの心の居場所になっています。