家族の距離は3.5mを意識

また、家族の距離にも法則が。
キッチン・テーブル・ソファなど、家族の居場所が3.5mの円周状になるように配置することで、別々の方向を向いていても共有感が生まれ、疎外感がなくなるといいます。
高原さんによると、リビングダイニングは18畳程度が理想だそうです。
一級建築士 高原美由紀さん:
3.5mの距離の円周上に家族がいると、同じ空間を共有しているという感じを持ちながら、自然な会話をすることができるんです。声をかけたいときに声をかけることができるようになります。
遠い・うしろ向きの相手には言葉尻が強くなり、近い・視野60度内だと優しい言葉がけをしやすい傾向にあります。
間取りを変えることは難しくても、テレビやソファーの位置を工夫することで、家族にとってより居心地の良い空間が作れるかもしれません。
(ひるおび 2024年3月13日放送より)