7月26日の静岡県内は各地で非常に激しい雨が降り、浜松市中区と御殿場市では1時間当たりの雨量が7月としては観測史上最大となる大雨が降りました。県西部では、グループホームの浸水や落雷が原因とみられる火事が相次ぎました。
26日の県内は大気の状態が不安定となり雷を伴った大雨となりました。浜松市中区では午前7時57分までの1時間に78.5ミリ、御殿場市では午前10時18分までの1時間に79ミリの非常に激しい雨が降り、7月としては観測史上最大を記録しました。
大雨の原因となったのが、台風の卵とも言われる熱帯低気圧。日本の南を北上しながら東海から関東の太平洋側に暖かく湿った空気を次々と送り込みました。このため、当初の予想よりも雨雲が発達し、局地的に非常に激しい雨を降らせました。
<西川昌也カメラマン>
「浜松市西区です。大雨の影響でいたるところで冠水が起きています」
県西部では、土砂災害のおそれが高まったとして、浜松市と湖西市の約7万6000世帯、19万2000人を対象に一時、避難指示を出しました。(現在は解除)
森町のグループホーム「たんより」では、26日午前7時頃、施設の脇を流れる用水路が溢れ、床上浸水の被害となりました。
<たんより 野口加代子ホーム長>
「10分か15分間でここの川があふれそうになってきていて、東側の田んぼから泥水が流れてきて窓からジャンジャン入ってきた」
当時施設には入居者18人がいましたが、消防などと連携して全員を近くの安全な施設へ避難させたため、けがをした人はいませんでした。
大雨に見舞われた県西部では落雷によるものとみられる火事が相次ぎました。
<隣の住民>
「すごい音が出て『ピカ』『ガターン』とすごい雷が落ちた。家の窓から見ると、煙が上がっていて火が出ていた」
午前8時半過ぎ、浜松市西区雄踏町山崎では落雷が原因とみられる火災が発生し、木造2階建ての住宅1棟をほぼ全焼、隣接するアパートの外壁などを焼きました。この住宅の男性が左腕と左足にやけどを負い、救急搬送されましたが軽傷だということです。
一方、湖西市新居町新居では、午前8時45分ごろ、会社の事務所が燃えていると消防に通報がありましたが、火はすぐに消し止められ、けがをした人はいませんでした。不安定な天気は27日も続く見込みです。
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