3月20日(水)は「春分の日」の祝日。お出かけの計画や、彼岸のお参りの予定を立てている方も多いと思いますが、“冬の嵐”の再来となりそうで、西日本や東日本を中心に外出にはあいにくの大荒れの天気のおそれがあります。警報が発表されるような暴風の吹く地域もあるため、交通への影響などにもお気を付けください。
「春分の日」は変わりやすい天気に 雷雨や突風のおそれ

20日は低気圧が発達しながら日本海から東日本付近を進む見込みです。この低気圧は上空5,500m付近にマイナス36℃以下とこの時期としては強い寒気を伴っているため、西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になるでしょう。

中国地方や四国、近畿、東海、関東、北陸のあちらこちらで急に強い雨が降ったり、雷が鳴ったりしそうです。竜巻などの激しい突風やひょうにも注意が必要ですから、黒い雲が近づいてきたり、雷の音が聞こえたりといった積乱雲が近づく兆しがあるときには、建物の中に入るようにしてください。周りに高い建築物のない広い墓地などは落雷の危険性が比較的高くなりますので、特に注意が必要です。