海上自衛隊は、過去に潜水艦「そうりゅう」と護衛艦「いなづま」が起こした2つの事故について、当時の艦長らを懲戒処分にしたと発表しました。
2021年2月、潜水艦「そうりゅう」が高知県沖で海面に浮上した際、民間の貨物船と衝突し、船体が損傷したほか、乗っていた自衛官3人が負傷しました。
この事故について、海上自衛隊はきょう、海面目標の位置や動きなどを十分に把握しないまま浮上に向けた作業を継続させたとして、当時の艦長を減給。ほか4人の幹部自衛官などを減給や戒告の処分としました。
また、去年1月、護衛艦「いなづま」が山口県沖で浅瀬に乗り上げ、船体が損傷し航行不能となった事故については、指揮・監督が不十分だったとして、当時の艦長を停職1か月。ほか4人の幹部自衛官を停職処分にしています。
海上自衛隊の酒井海上幕僚長は、これらの処分の発表を受けて「国民の皆様にご迷惑をおかけしたことを重く受け止めている。改めて安全対策を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
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