北陸新幹線の敦賀延伸に合わせて能登半島地震の影響を受けた観光地を支援する「北陸応援割」の利用も始まっています。新潟県内の宿泊施設の一部では、すでに予約枠がいっぱいとなるところも出ています。
雪がちらつく新潟県 妙高市の赤倉温泉。
赤倉ホテルでは、この日も大手旅行予約サイトなどからの応援割の申し込みが相次ぎました。

【従業員は】「何件ぐらいあるの?」
【若女将】「30件ですね」

何枚も積み重なっているのは、応援割による予約用紙です。
北陸応援割は、能登半島地震で落ち込んだ観光需要の回復を目指したもので、県内では今月8日から予約が始まりました。

対象となるのは16日からの宿泊で、応援割の利用で宿泊代金の半額、最大2万円が割り引きとなります。

ホテルには、応援割を利用した宿泊客の姿もありました。
【石川県から来た夫婦は】「30秒くらいで埋まった。ホテルに直接電話したらキャンセル出てとれた」

【赤倉ホテル 村越淳子 若女将】「3月半ばから4月ぐらいの間というのが静かな時期になりまして、その時にちょうど今回の北陸割のタイミングとかぶっているので、多く去年より予約いただいている」

県によりますと県内の宿泊施設の一部では、すでに予約枠がいっぱいとなっているところもあります。実施期間は来月26日までですが、予算がなくなり次第終了する予定です。
