北陸新幹線が16日、福井県に延伸開業。低迷する観光需要を取り戻せるのでしょうか。
全国にある新幹線の「温泉」駅のうち、実に半分が北陸新幹線

加藤シルビアキャスター:
いよいよ16日に延伸される北陸新幹線。これまでは東京から行くと金沢で止まっていましたが、その先の敦賀まで延びるということになります。
東京から敦賀までは、これまでだと約4時間かかっていたのが、新幹線で最速3時間8分で行けるようになるということです。この区間を詳しくみていくと…

<延伸される区間>
●小松
●加賀温泉
●芦原温泉
●福井
●越前たけふ
●敦賀
特徴的なのは、これらの6つの駅のうち、“温泉”という名がつく駅が2つあること。
実はこれまで、全国に温泉という名がつく駅のうち、新幹線で行ける駅は「黒部宇奈月温泉」(北陸新幹線)、「かみのやま温泉」(山形新幹線)、「武雄温泉」(西九州新幹線)、「嬉野温泉」(西九州新幹線)の4つでした。今回の2つを合わせて全国に6つあることになりますが、実にその半分が北陸新幹線の駅ということになります。
Nスタで注目したのは「加賀温泉郷」です。「片山津温泉」、「山中温泉」、「山代温泉」、「粟津温泉」の4つの温泉から成る加賀温泉郷ですが、1つ1つみていきましょう。

まずは、車で7分で行ける片山津温泉です。湖の絶景が楽しめて、光の当たり方で1日に7回、7色に湖水の色が変化するということでした。
また、山代温泉は約1300年の歴史ある温泉で、長寿の湯として有名です。宋さんは何回か行かれたことがあるんですよね?

産婦人科医 宋美玄さん:
山代温泉は3回ほど行きまして、温泉も素晴らしいんですけれども、私はもともと関西なので、関西人は冬になると北陸にカニを食べるがてら温泉に行くんですよ。素晴らしいお宿もいっぱいあるし、町並みも綺麗だし、おすすめです。
加藤キャスター:
これから我々、関東の人間も、カニを食べに、1本で行けるようになるというですね。