岐阜市民病院は市民ら1205人に対し、誤った温度で保管していた新型コロナワクチンを接種していたと発表しました。

岐阜市民病院によりますと、おととし10月から去年12月にかけて、2℃から8℃で保管するファイザー社製の新型コロナワクチンを、誤ってマイナス90℃からマイナス60℃で保管し、市民や病院関係者ら1205人に対し、合わせて2145回接種していたということです。

2月19日と20日に行われた、保健所による不使用ワクチンの回収に関する調査の中で誤った温度で保管していたことが判明。
市民病院によりますと、従来株からオミクロン株に変更された際、保管温度が変わったことを認識していなかったということです。


今のところ接種を受けた人の健康被害は確認されておらず、ワクチンの品質特性にも影響はないということです。














