「糖尿病は挑戦のハードルにはならないと証明したい」

【本間太希さん】
「1型糖尿病でも、何でも挑戦できるんだと。口だけじゃなく体現して、行動で、全国の同じ患者さんに言えるのかな」

マラソンへの新たな挑戦には、自転車の旅とはまた違った難しさがあるそうです。

「自転車日本一周の時は自分のタイミングで休めるというのがあったんですけど、マラソン大会は休むことなく走り続けるので、その中で血糖値をしっかりコントロールするのが、旅よりきついんじゃないかな」

常に体につけている血糖計測器の数値を腕時計で管理しながら、他のランナーよりも多いエネルギー補給が必要です。

「低血糖を起こさないこと、これに尽きます」

20日に出場するハーフマラソンで太希本間さんは、2時間での完走をめざします。