名古屋の住宅に井戸「地区の人がくみに来られるように」

(イドセン・安田富雄さん)
「こんな感じですね」

(大石アンカーマン)
「出来上がりました!」

自宅の庭に井戸を掘っていた名古屋市昭和区の住宅。
この日は、家族みんな集まって井戸の完成を見守りました。

(大石アンカーマン)
「(水が)出た出た!」

(家族)
「すごくうれしいです。トイレを流せる、洗い物もできる。人間食べなくても一週間水があれば生きていけるといいますし」

飲むことはできませんが、いざという時の水源となります。

(施主 廣瀬順造さん)
「この地区の人がくみに来られるようにと(掘った)。今回の能登半島地震を見て、誰かがこういうことをやらないと、と思った」

(大石アンカーマン)
「自助だけでなく、共助」

(施主 廣瀬順造さん)
「共助も考えた」

何より大切な「水」。上水道が張り巡らされた都会でもいざという時への備えが静かに広がっています。

2024年3月11日放送 CBCテレビ「チャント!」より