新潟県上越市出身の競泳・石浦智美選手が、『パリ2024 パラリンピック』日本代表に内定しました。東京パラリンピックに続き2大会連続の出場となります。

出場が内定した種目は、水泳女子の50m自由形と100m自由形、そして100m背泳ぎで、ほぼ全盲のS11と呼ばれる視覚障害のクラスです。
石浦智美選手は、9~10日に行われていた『2024 日本パラ水泳春季チェレンジレース兼パリ 2024 パラリンピック水泳競技日本代表推薦選手選考競技会』で、50mと100mの自由形で自身の持つ日本記録を更新するとともに、100mの背泳ぎでも「パリ 2024 パラリンピック競技大会への派遣基準記録」を突破していました。
【記録】
50m自由形 30秒10(派遣基準記録は 44秒)
100m自由形 1分9秒68(派遣基準記録は 1分25秒)
100m背泳ぎ 1分19秒12(派遣基準記録は 1分50秒)

また13日には、石浦智美選手の出身地である上越市が、水泳競技日本代表選手の内定をうけて、4月5日に上越市役所第一庁舎の東側へ“懸垂幕”を掲出すると発表しました。
【上越市 中川幹太市長(コメント)】
「上越市にお住まいの頃から水泳競技を続けてこられた日々の努力の積み重ねが、2大会連続での出場内定に結びついたものと思います。パリで大いに活躍されることを期待しております」

前回初出場だった東京大会では、100mと50mの自由形のほか混合400mリレーにも出場し、その3種目全てで入賞を果たしている石浦智美選手。
パリでのさらなる活躍に期待が膨らみます。