13日、春闘の集中回答日を迎え、大企業からは去年を上回る大幅な賃上げ回答が相次ぎました。一方、都内では非正規雇用の労働者たちによる賃上げを求めるストライキが行われました。大幅な賃上げが中小企業や非正規雇用の労働者にまでいかに広がるのかが今後の焦点となります。

4年間働いても時給100円も上がらず 「戦力は同じなのに…」“非正規”の賃上げは?

埼玉県でアルバイトをしている大学生が私達に見せてくれたのは、回転寿司のチェーン店で働いて得た1月分の給与の明細です。

アルバイトをする大学生
「1月が7万7873円、時間は53時間」

時給は1050円。埼玉県の最低賃金は時給1028円で、ほとんど変わりません。また、4年間働いていますが、時給は100円も上がっていないといいます。

アルバイトをする大学生
「僕としては、仕事の量に見合った金額とは思っていなくて、(仕事内容は)結構ハードだと思う。シフトに入っている間は、一息つく間もないくらいバタバタしている。体力的にはしんどい。非正規雇用の存在を忘れないでほしいというのが素直な気持ちです」

彼は飲食や小売りの非正規雇用で働く人たちとともに、一律10%以上の賃上げを求め、運営会社の前で声を上げました。

アルバイトをする大学生
「食料品や電気代、ガソリン代など様々な物の値段が高騰している現代において、果たして今の賃金で十分な生活ができるでしょうか」

非正規雇用などで働く人を対象に行われたアンケートでは、9割近くの人が物価上昇により生活が苦しくなったと回答。

その一方で、約8割の人が2024年1月以降に賃上げはされず、予定も伝えられていないということです。

非正規春闘実行委員会 青木耕太郎さん
「非正規労働者も正社員と同じように戦力として働いていますから、同じか、同じ以上の賃上げをしてほしいと思います」