「くろーばー」は緊急性の高いケースは民間のシェルターで一時的に保護し、自立するまでサポートしています。

被害を受けた女性:
「まったく理由がわからない。急に怒りだして暴言で終わるときもあるし、妊娠していたが蹴ってくることもあった」

県内に住む50代の女性です。

過去、夫から精神的なものも含めた暴力に苦しめられました。

被害を受けた女性:
「無視が続いたり、こんなもん食えるかと捨てられたり」

それでも「離婚」という決断は難しかったといいます。

被害を受けた女性:
「女1人で子どもの望む人生を歩ませてあげるには、経済的に安心できる方を選んだ方がいいと思った」

しかし夫の暴力はエスカレートします。

被害を受けた女性:
「私の車のフロントガラスを金属バットで壊し、警察を呼んだら『そう(夫がやったこと)ではなかったと言え、もう1回電話しろ』と言ってきて、実行しないと包丁持ってきて『ぶっ殺すぞ』と脅された」

死を覚悟した女性は「くろーばー」に相談し、保護されました。