子どもの自殺ゼロを目指し、長野県内の大学生が生成AIを使った相談窓口の開設などを知事に提言しました。

子どもの自殺対策プロジェクトチーム会議は、教育関係者や精神科の医師などで構成され、6年前から自殺対策に取り組んでいます。

県内の20歳未満の若者の人口10万人当たりの自殺率は、2022年までの5年間の平均で4.35で、全国ワースト4位となっていて、ほぼ横ばいで推移しています。

12日に県庁で開かれた会議には、信州大学の学生6人が参加し、生成AIを使った相談窓口や、大学生が話し相手になる「こころの避難所」づくりを阿部知事に提案しました。

プロジェクトチームでは、学校や地域を巻き込んで社会全体で自殺対策に取り組むとしています。