パソコンや飲み物をカバンにいれたまま保安検査場を通過できる、日本航空の新たな検査システムの運用が那覇空港で始まりました。

那覇空港で運用を開始したのは、日本航空の新たな保安検査システム「JAL SMART SECURITY」です。

CTスキャンの技術を利用した高度な検査装置の導入によって、パソコンや飲み物をカバンから取り出さずに検査を受けられるため、1レーン毎の処理スピードが従来のおよそ2倍となり、混雑の緩和が期待されています。

日本航空 池田真実さん
「360度方向からお客様の手荷物の中身を検査員が確認できるようになりましたので、スピーディーなんですけども確実に保安検査ができるレーンとなっています」

「JAL SMART SECURITY」の導入は羽田空港に続いて2か所目で、今後はAIを駆使して、危険物を自動検知する機能の追加などを検討しているということです。