太平洋側は「土用波」に警戒を
また、今後の注意点として、海水浴場ではない場所では泳がないことはもちろん、海水浴を楽しむタイミングを考えてほしいと言います。

一般社団法人水難学会 斎藤秀俊 会長
「今回の3件の事故を見て、1つだけ注意するのは、日本海側を低気圧が通った後は、しばらく海水浴しない方がいいということです。せめて低気圧が通過してから、3日くらいは海に入るのは控えたほうがいいと思います」
また、太平洋側では今の時期、別の波にも注意が必要だと話します。
一般社団法人水難学会 斎藤秀俊 会長
「よくあるのが太平洋側で、土用波というのがあります。土用波は土曜に来る波ではなく、土用の丑の日の土用です。土用波が関東地区を襲ったりすると、ほぼ同じ日に同じような事故が発生します。こういうケースを同時多発的と呼び、警戒が必要です」