里帆さんが改めていま一番伝えたいこと

記者:「改めていま一番伝えたいことは?」

里帆さん:「伝えたいことはいろいろあるんですけど、一番言いたいこととしては、おそらく私だけじゃなくて、自分の周り、その他の方の周りにも、家庭内で性暴力に遭った方、遭っている方はいると思います。見えないだけで。私も実際にニュースで見て初めて、周りの知人や友人が知ったって方も多いですし、そんなふうに全く考えていなかったと。そういうふうにも言われたくらいなので、それくらいわからない。実際にいる。直接的に助けることっていうのは本当に難しいところはあるんですけど、私をサポートしてくれたり、高校生のときに何かサポートしてくれた大人や周りの人っていうのは、自分のできる中で一生懸命やってくださいました。お話を聞いてくれるだけでも、その日、例えば被害に遭いそうな日に、どこか外出するでも、何かどうしてもいきなり通告するのは、今被害に遭われてる方は特に難しいと思うので。できるだけ被害に遭わない形にするだけで全く違うと思うので、そういったサポートができると思うので、周りにいるかもしれないと、困ってる方がいるかもしれない。そういうふうに誰かに気配りして、優しくできる社会であってほしいと思います。そして今、被害に実際に遭われてる方も本当に不安だとは思うんですけど、周りの大人だったり、サポートしてくれる方にまずは相談してみて、1日でも早くあるとそれだけ心の被害も少し軽くなりますから、言って、助けを求めて、1日でも早く終わらせられるようにしてほし
いなと思います」