台風19号で被災した長野市の住民が、能登半島地震の被災地に支援金、およそ145万円を送ることにしました。

長野市の豊野区では2019年の台風19号で、多くの住宅が浸水するなどの被害が出ました。

区では住民から「ボランティアにお世話になった。恩返しをしたい」との声が上がり、当時、区で炊き出しなどを行い現在、能登半島地震の被災地で活動にあたるNPO団体などを通じて支援金を送ることにしました。

およそ1500戸に回覧板などで寄付を呼びかけたところ、1か月ほどで、144万8500円が集まったということです。

区では、できるだけ早く支援金を送りたいとしています。