選択的夫婦別姓の早期実現を求める企業経営者ら有志の会が参議院議員会館で集会を開き、矢田稚子総理佐官や自民党の議員らが参加し、「なぜできないのか」と制度の早期実現に対する思いを語りました。
矢田稚子 総理補佐官
「私は当事者でもあり、法制審の答申から28年。『なんでできないんやろうか』という思いしかありません。ビジネス界でこれだけの声が上がったということが、私は画期的なことだと思います。総理自身しっかり受け止めていただきたいなと思いますので、補佐官の立場として、きょう公式に行きますよということで、了解得てこの場に来ましたので、ぜひこれ持って帰って、総理にしっかりとお伝えしていきたいなと思います」
きょう午後、参議院議員会館で企業経営者ら有志の会が開いた集会には、矢田稚子総理補佐官や自民党の井出庸生議員、立憲民主党の枝野幸男前代表、共産党の田村智子委員長ら複数の議員が参加しました。
集会では、企業の経営者らから1000筆を超える選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める署名が集まったことなどが取り上げられ、参加した議員からは「一日でも早く実現できるようにしていきたい」と制度の早期実現を求める声があがりました。
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