3月8日は語呂合わせで魚の「サバの日」です。
実は宮崎市、去年1年間の世帯当たりのサバの「購入頻度」と「支出金額」が全国で1位となりました。
なぜ、宮崎市がサバで日本一なのか、街やスーパーで聞きました。

近年、全国的にブームとなっているサバ。
街で聞いてみると…
(市民)
「僕の祖父が魚好きなので、(サバも含めて)毎日のように食べてますね」
「サバ、食べてますね」


宮崎市に観光に来ていたバングラデシュからの留学生も…
(長友幸生記者)
「好きな魚とかあります?」
(バングラデシュからの留学生)
「好きな魚はサバ。日本のサバ。とても好きです」

先月、公表された総務省の家計調査によりますと、去年1年間で、宮崎市は100世帯あたりのサバの購入頻度が410回、1世帯あたりの支出金額が1558円といずれも全国1位になりました。


これについて市民は…
(長友幸生記者)
「全国で1番になったんですけど、何のお魚だと思います?」
(市民)
「アジ?」
(長友記者)
「実はサバが全国で1番に」
(市民)
「あ、サバなの?大好きよ。青魚は体にいい健康にいいってことは、年寄りが多いってこと?わかんない」

「あんまりサバが有名っていうイメージはないので、そういうので1位っていうのは珍しいかなって思いますね」
なぜ、宮崎市が「サバ日本一」になったのでしょうか。
(長友幸生記者)
「きょうは、3月8日のサバの日ということで、こちらのスーパーでは、このように大きなポップを掲げて売り場を盛り上げています」

宮崎市のAコープ神宮店では、8日の「サバの日」を、ポップを掲げてPRしています。
(長友幸生記者)
「全国で1番なんですけど?」
(買い物客)
「あー、そうなんですか、知らなかった。サバは普通に買うから、お煮しめとか、みそ煮なんかがいいですね」

「買います、買います。刺身は買います。(日本一は)意外じゃないですね。宮崎の魚は全国でもトップレベルだと思うんで」

宮崎市が日本一になった理由について鮮魚の担当者に聞いてみると…
(Aコープ神宮店・鮮魚担当 松田憲悟さん)
「そうなんですね。(日本一は)初めて知りました。人気と言えばカツオなのかなと思いましたけど。(理由は)思いつくのであれば、黒潮の影響なのかなということくらいしか。鮮度の方もいいから、やっぱりそこら辺が、お客さんの購入にも繋がっているのかなと思いますけど」


理由は分からないものの、なんだか喜ばしい宮崎市の「サバ日本一」。
漁業への追い風となるのか、期待です。
【参考】
宮崎県によりますと、宮崎県は巻き網漁業の漁獲量が九州2位で、この巻き網漁業で、サバ、アジ、イワシが多く獲れることも少し関係するのではという話もありました。

※MRTテレビ「Check!」3月8日(金)放送分から