卒業を間近に控えた児童の、地元への感謝を伝える催しです。
付属光小学校がある山口県光市室積のおすすめスポットを児童が案内するツアーで地域の人が地元の魅力を楽しみました。
安達誠記者
「光市室積の魅力を体験してもらうツアー、出発地点には続々と地域の方々が詰めかけています、そしてこのツアーのガイドはといいますとあちらご覧くださいそう、児童なんです」
「出発進行!」
附属光小学校6年の児童26人がガイド役となった「室積ツアー」。

ツアー客は、保護者を含めて地元の人、30人。
卒業を前にお世話になった地域に感謝を伝えたいと今年初めて実施されました。
ガイドをする児童
「みなさん左手をご覧ください。ここのお店は海産物を使った雑炊などが有名です」
ガイドをするときのポイントを聞くと。

附属光小学校 宇侍見紀壱さん
「いろんなものを持ちながら歩くのも大変ですし、さっきまでは小さい子(参加者)もいたので全員に話している内容が伝わるように言葉を選ぶのがコツですかね」
手作りのポスターを配って参加者を募ったり、ガイドする店に足を運んで取材をしたりと児童が手作りしたまさに「完全オリジナル」。
ガイドされた店の店員
「子どもたちが、このお店どうなんだろうって気遣ってくれる。子どもたちの声がするとうれしい」
「みなさん一生懸命メモを取られて、いつ創業されたんですか?とか熱心だなと思って感心しました」
さらにはこんなサプライズも・・。
安達記者
「室積ツアーを応援しようと、近くの保育園、室積保育園の園児たちが応援に駆けつけています」
地域が1つになって盛り上げた室積ツアー。
3時間ほどをかけて6カ所を巡りました。
参加者「私とは違う視点の話が聞けたのでおもしろかったです」
児童「室積を盛り上げることができてすごいうれしかったです」
児童「話し合いが多かったので、話し合い方とかは中学でもどんどんつなげていけることだと思ったのでしっかりつなげていきたいです」
光市室積に感謝を伝えたい。
児童のその思いに、地元の人も楽しむことで応えました。
初めての試みだった児童のガイドツアーは大成功に終わりました。














