「サポーター的な」変わる教師の役割

子ども主体の授業になったことで、教師の役割も変わったといいます。
沖縄市立教育研究所 仲間悦子研修係長
「『先生教えていないじゃないか』『先生は何をしているんだ』ということがよく聞かれます。実際は個別にはすごい指導を入れているんですね」
具志堅愛理教諭
「どちらかというと隣に寄り添った、サポーター的な役割がすごく増えてきたかなと思います。なので子ども一人一人と話す時間がすごく増えたなと感じます」
諸見小学校の取り組みは県内の学校関係者から注目を集めています。
コザ中学校 名嘉原安樹教諭
「教師の説明が少なくて、とても子供たち中心で授業しているなと感じます」

越来小学校 棚原実敏教諭
「もしこれができるようになったら、子どもたちの学びに向かう意欲が高まっていくんじゃないかなと思うので、私たちも参考にして、同じように取り組んでいけたらと思っています」
嘉手納小学校 兼本茂宏教諭
「やっぱり先生方がまずは使って、慣れていくことが大事かなと思いました。自分たちが使えないと、ちょっとここまでさせきれないかな」
変わり始めた授業のかたち。「子ども主体の学び」を実現するため、模索が続いています。