生きてることがつらいって感じるようになった

こうした中、「PMS」について、県民に広く理解してもらおうと、今月、宮崎市で古賀総合病院の德永修一医師による講演会が開かれました。

(古賀総合病院 德永修一医師)
「排卵後の黄体期に症状が出てくるけれども、月経が始まると治まる、これが定義になります」

PMSの症状が現れるのは生理が始まる3日から10日ほど前で、生理が始まるとその症状はやわらぎます。

しかし、症状は人によって様々です。

(参加者)
「腹痛、頭痛、吐き気、気分の落ち込み、大体フルコースです」

胸のはりや痛み、それに腰痛などの身体的な症状のほか、食欲が増して甘いものを食べる、過食をするといった行動の変化が起こる人も。

また、特に多いとされるのが怒りっぽくなる、不安を感じるなどの精神的な症状です。

(20代)
「生きてることがつらいって感じるようになったりとか、友達と会ってるときも、イライラしたりとか、暗くなったりするから、なんか周りにも悪影響を与えてるんじゃないかなっていうふうには感じたりします」