全国的に火事が多くなるこの時期に合わせて、消火栓の使い方を知ってもらおうと高知市の高校で消防訓練が行われました。
訓練は3月1日から7日までの「全国春の火災予防運動」の一環として行われました。
6日は、高知市の高知中央高校の生徒と教諭、およそ20人が参加。高知市東消防署の職員が、消火栓の使い方をレクチャーした後、生徒と教諭が実際に放水しました。
消火栓を使う際には1人が火元にホースを向けた後、もう1人がバルブをひねって放水する手順となっているため、複数人で協力することが重要です。
(生徒)
「消防士に受かって、そして仕事に役立てようと思った」
(教諭)
「2名よりかは3名いたほうが、3名いたよりかは4名いたほうがいいという気づきを得ましたので、自分たちが今回知ったことをいろいろな人に伝えていきたいと思った」
(高知市消防局 神崎健太 消防司令補)
「まだまだ乾燥した時期は続いていて火災の危険性が高くなっている。火災に対する防火意識を高めていただいて、これからも火災予防に励んでいただけたら」
高知市消防局によりますと今年に入ってから2月末までに高知市では15件の火事が起きていて、「ストーブが要因の火事が多いため、使用する際は注意してほしい」と呼びかけています。














