その視線の先は自由の女神の背中側だったのです。

帰家さんは「立ち達磨は女神に振り向いてもらえない、叶わぬ恋をしている」と考えました。
(コンテストを開催 帰家圭吾さん)
「(立ち達磨は)全国的にはマイナーだし、地元の人も滅多に来ない場所で、さみしい。銅像版のロミオとジュリエットみたいな感じで面白いんじゃないかと思った」
このアイディアを元に、短歌で恋心を詠むコンテストを開催すれば、観光戦略として成立すると地元関係者も2017年からサポートを続けてきました。
その結果…
(参加者)
「大分県の国東市から来ました」
「千葉から来ました。飛騨牛を食べたいなと思った」
「学校の国語の授業で、先生が時間を設けてくれて、みんなで作った」

ことしは全国の応募者が過去最多の2114人、短歌ラブレターの数は5641通にも及びました。
そして2月24日、最優秀作品が選ばれ表彰式が行われました。
(高校生以下の部 最優秀賞 藤浪あいさん16歳)
「北海道の釧路市から飛行機で来ました。この入賞がなかったら飛騨に来なかったと思うので、貴重な経験をさせていただきました」
釧路市の高校生、藤浪さんの受賞作品がこちら!

「手に惑星 飼ってますよね? 引力に惹かれる僕と 手を繋いでよ」
なかなかスケールの大きい作品ですね.
選考理由は「『手に惑星』のインパクトが強烈。これで一気に興味がひかれる。また惑星を『飼う』という動詞のチョイスが独創的。ひかれ合う心の動きがこの上なく壮大に表現されている」ということです。
(高校生以下の部 最優秀賞 藤浪あいさん16歳)
「自由の女神は、すごく高嶺の花だと思うので。立ち達磨には、この短歌で恋を成就させてもらいたいと思う」
最優秀ラブレターは去年からニューヨークの自由の女神像の前で実際に読み上げられていて、藤浪さんの作品も、この夏に現地で披露される予定です。













