山形新幹線の新型車両E8系のデビューがいよいよ今月16日に迫りました。デビューを前に、きょうは新型車両の乗車会が開かれ、わたしが一足先にE8系に乗ってきました!
新型車両は、色々と進化していました。

報告・結城晃一郎:「こちらが間もなくデビューするつばさの新型車両E8系です。鼻先がしゅっと伸びたデザイン、かっこいいですね。紫はおしどりを、黄色は紅花を、白は蔵王の雪を表すカラーリング、この新しいつばさは注目の的です」

きょうは報道関係者と招待された自治体や地元企業関係者などが試乗しました。

結城アナウンサー:「動き出しました、滑るように動き出しました。シートはこれまでに比べて硬く感じます。新しいこともあるんでしょうか。でもこのくらいの方が疲れないかもしれません。非常に乗り心地がいいです」

電子制御のサスペンションを全車両に搭載した新型つばさは、これまで以上に滑らかに走ります。
では、E8系の車内をじっくりご紹介!

「色鮮やかなシートは県の花・紅花をモチーフにしています。座る時に気持ちが高まりそうです。とてもおしゃれなカラーリングです」

「注目はコンセントです。コンセントが1席ずつついているので今後は携帯電話の充電には困りません」

「旅行の際に大きなスーツケースは外側に置いていた人も多いのではないでしょうか。これからはセキュリティの問題もあり、客の乗るスペースの一角に場所を設けました。これで一層安心度も増したと言えそうです」

「新型のつばさは災害に強くなっています。この中にあるトイレは停電になってもバッテリーに切り替えることで使うことができます。もしもの時にとても安心だと思います」